ママTOEICer

 2017-06-15
子供がいること。

TOEICのスコアアップに
何らプラスにならない。
プラスどころか、百害あって一利ない。

子供が生まれて数年間は、
どうしても英語に興味が持てなかった。
目の前にいる赤ん坊や幼子を
何とか育てながら、仕事を続けて行くのに
精いっぱいの状況では、
外国語でコミュニケーションできるかなんて、
どうでもよい問題だった。

下の子が4~5歳になったころ、
仕事の都合でTOEICを受験しなければ
ならなくなった。
日曜日に子供を残して出かけるのは、
当時の私にとっては、かなりの贅沢だった。
すみませんと子供達をお願いし、
罪悪感(とそしてちょっぴり解放感)
を感じながら、公開テストを受けに行った。

下の子が小学生になってからは、
公開テストの間、
子供達だけを家において行った。
テストの日の朝にすることは、
家事と、子供達のお昼作り。
ぎりぎりまで家にいて、

すぐに帰ってくるからね、
お昼食べて二人で
いい子で待っていてね。


そう、言い残して出て来る。

うん、ママテスト頑張ってね~!

小学校三年生と一年生の兄妹は
笑顔で手を振って、送り出してくれたけれど、
幼い二人だけを残してきた
罪悪感と不安は消えなかった。


初めて990が取れた日、
子供達が折り紙で金の輪飾りを
たくさん作ってお祝いしてくれた。
あの時は、

金の折り紙は高いのに

と文句言ってしまって、ごめんね。

子供達が作ってくれた輪飾りは、
母に取っては金メダルだった。
つらい時に立ち返る、
原点のような思い出。


子供達の小学生時代は、
学校行事があったり
お稽古事や塾に付き合わされたりで、
公開テストを受けられる
機会は限られていた。

運よく受験できたとしても、
前夜まともに寝かせて貰えない。
病気、鼻血、おねしょ。
そんなことがなくても、
二人の真ん中に寝ていれば、
夜中に何度もゴロゴロと
ぶつかって来られて起こされた。

お願いだから公開テストの前くらい
まともに寝かせて欲しい。


その願いは二人が中学生になって
別に寝るようになるまでかなわなかった。

でも、一緒に寝たの
今ではなつかしいと思う。
もう一度、右手と左手に
二人の手のぬくもりを感じながら
眠りについてみたいな。

そんな彼らも、今では
自分達がTOEICを受けようかという
年代になって来た。

月曜日のスコア発表の夜

今回ダメだったワ、
985だった。


と気が抜けたように言う母に、

すごいねえ。
そんな風に言えるように
なってみたいもんだよ。

と、娘。

え?

985で、だめだったなんてて、
すごいなと思って。
自分の母親だけれど、誇りに思うよ。


いつの間にか
甘える役と励ます役が逆転して、
子供は親を超え、成長していく。

それでも、まだまだ手もかかり、
家事もまったく母まかせ。
他のTOEICerさんの勉強ツイートを
携帯で合間に見ながら、

お嬢様たちが
ミンチン女学院で勉強している間
女中として働いている小公女セーラ


みたいな気分で、
家事をしていることがほとんどだけれど、

自分なりにベストをつくして
TOEICを続けて行こうと思う。


    


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