月の大きく見えた夕べに

 2016-12-05
最近硬い記事ばかりが続いたので、
今日は、久しぶりにゆる~い記事。
10月の模試会が終わった後で、
101が街を放浪した話。

* * *

10月の模試会は満月だった。
学習会も、模試会も、
みんなとはしゃいでいるときは楽しいけれど、
終わって一人になった途端、
淋しいような、
切ないような気分になる。
そんな帰り道に、
薄暗くなって来た空に浮かぶ満月は、
眺めているだけで、癒されるような
不思議な美しさだった。

それでもまだぼんやりと残る
淋しさを紛らわせたくて
寄り道をすることにした。
武蔵境を舞台としたアニメ
Shirobakoの中にも幾度か登場した、
武蔵境nonowa口を北側に出て
亜細亜大学に行く通りにある
Oursonというお店。

ウルソン

駅から徒歩5分くらいなのに、
途中には農園の畑が大きく広がり、
除草ヤギが草を食む武蔵境は、
これでも、おしゃれな吉祥寺と同じ、
武蔵野市なのだ。

赤いオーニングの素敵な、
間口の広いお店の前に
自転車を止めて中に入ると

あれ?Oursonって、
ケーキ屋さんだったんだ。
パン屋だと思っていた。


小ぶりで、繊細なケーキが
大きなショーウィンドー一杯に
並べられている様子は、
見ているだけで、幸せだった。

でも、今日はケーキを買う理由はないから、
またの機会にしよう。


そう思いお店を出て、
もうすっかり暗くなった街を
駅に向かって歩いていると、
今度は通りの反対側に、
小さなパン屋さん発見。
オレンジ色オーニングの向こうの、
ほの明るい、温かい光の中に、
おいしそうなパンが並んでいた。

看板にも、店内のあちこちにも
子ギツネの絵。

ポリーヌ
キツネのパン屋さんか。
私は、ですが。


このお店は、かわいい動物パンが
有名ならしい。
でも、新しいパン屋さんで買うときは、
まずはその店の実力を試すために、
食パンを買う。

レジの人に、

ポリーヌって何なんですか。
フランス語でキツネとか
そういう意味なんですか?


と、質問してみたが、

違います。

と、一言だけで、それ以上はなかった。

ま、キツネの愛想というのは、
そんなものなのかもしれない。

そう思って、店を後にし、
放浪するのをやめて家に帰った。

食パンは、丁度よいふかふか加減で、
優しい感じのする味だった。





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