撫でる ブログ一周年によせて

 2017-03-17
ようやく言い訳が見つかって、
ここ半年くらい買おうか迷っていたCDを
手に入れた。

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セヴラック ピアノ作品集 ひまわりの海

娘がピアノの先生に、
セヴラックの曲を弾きたいと言ったら、

何?それ、クラシック?

と聞かれたくらいだから、
日本ではそんなに知られた作曲家では
ないのかもしれない。
ドビュッシーに

とても素敵な大地の香りがする

と、絶賛されたその音楽は、
聴いているだけで南フランスの田舎に
心を連れて行ってくれる。

食事の後に久しぶりに行ったボードゲームで
僅差で負けた娘が拗ねていたので、
かけていたセヴラックの曲の続きを聴きながら、
幼いころにしてあげたように、体を撫でてみた。

気持ちいいね。

猫のように甘えて、膝に頭をのせてくる。
私よりも大きな猫。

「休暇の日々 第一集」の一曲目が終わり、
次の曲のなんとも優しいメロディーが流れてきた。

まさに、「お母さまが撫でてくれる」じゃない?

娘は不思議そうにちょっと沈黙した後、一言。

お祖母さまだよ。

え?

曲名は「お母さまが撫でてくれる」じゃなくて、
「お祖母さまが撫でてくれる」


CDケースの裏で曲名を確認すると、
確かに....

まあ、いいや。
いずれにしろ、すごく幸せなひと時だった。

娘は私に撫でられ、
私は、娘の温かく柔らかい肌の感触に撫でられ、
私たちの心は音楽に撫でられていた。

傷を負った時に人は思わず患部を撫でる。
撫でることにより、傷ついた神経の
修復が促進され、治りが速くなるという。

激しい言葉に傷ついた今週。
結局その言葉は、
私に向けられたものではなかったと、
後でわかったのだが、
同時に、自分も他の人を
傷つける表現をしていたかもしれないと
気が付いた。
その後激しい言葉のツイートは削除され、
私もブログ記事の表現を訂正した。
それでも、私の心の傷が
今でも消えないように、
私の最初の記事を読んだ人の不快感も
もし、それが本当に不快感を
与えたのだとしたら、
まだ消えてはいないことだろう。

時に意図せず犯してしまう
言葉の罪のせめてものあがないに、
読んだ人の心を撫でるような
優しい記事も書けますように。

今日で、このブログを書き始めて
一年が経った。
ネット上という相手の反応が
見えない状況でするコミュニケーションは、
暗い劇場でスポットを当てられて
一人芝居をしているようなものかもしれない。

ブログ記事という芝居が終わった時に
温かい拍手がいただけるように、
これからも心を込めて書いて行こうと思う。

    



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