ハイノキと蝶

 2017-05-31
こんな理不尽な話がまかり通るわけがない。
理不尽を通り越して、
実行不可能な決定なのだから。


正義なんてないなと思った。
そう思うと人生を戦う気力も湧いてこない。

これまでの努力は何だったんだろうか?

望んだ結果を得られなかった悔しさ。

TOEICの990を目指している人たちも
スコア発表の日はこんな気持ちなのかな。


TOEICの山を通常ルートで
登って来なかった自分に
わかっていなかった気持ちが
少しわかったのかもしれない。

仕事帰り、自転車を漕ぎながらも
整理できない気持ちや、考えの断片が
自己免疫疾患のように、自分を攻撃する。

道沿いの木に咲いた白い花が目に留まり、
自転車を漕ぐ足を止める。

これは、確か灰の木

名前は地味だが、 
常緑樹のツヤツヤと光った葉に、
白く繊細な花が美しい木だ。

今はバラがきれいな時期だから。
こんな花に見入っているのは、
自分一人かな。


視界に鮮やかなエメラルドグリーンの
アゲハ蝶が入って来て、白い花に止まった。
モンシロチョウもやって来て
ひらひらと花の周りを舞っている。

自分一人ではなかった。

グリーンの葉、白い花、
アゲハ蝶、モンシロチョウを
しばらく、見上げる。

ハイノキ。
痩せ地でも丈夫に育ち、
半日陰程度の場所で、
一番葉がきれいに育つという。

たぶん、自分もそう。
だから、大丈夫。
きっと。

バラのような華やかさはなくても
その花を好きだと立ち止まってくれる人も
その香りが好きで集まって来る蝶も
いるのだから。


小休止を終えて、自転車のペダルを
家に向かって再び漕ぎ始めた。

    




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