ネズミモチだったのか。

 2017-06-21
ハイノキと蝶
の記事を書いた一週間後に、
再びその木の前を通り、自転車を止めた。
一週間前はまだ花の咲き始めで
ほとんどがつぼみだったのに、
その日は満開を通り越して、
半分くらいの花が茶色く枯れかけていた。

顔を近づけてみる。

アレ?香り、しないなあ。
ハイノキってほのかな香りがしたはず...


"ハイノキ”を後にして、
その後オキザリスとカタバミの記事に載せた
銀梅花の写真を撮った時に、思った。

ハイノキの花は銀梅花を
小さくしたような花だったはず。
さっき見た木の花は、
もっと地味だった。


ハイノキと思ったのは
一体何の木だったのか気になって、
帰宅してからネットで画像検索した。

え?
あの木、
ネズミモチだったんだ....


ネズミモチの花の蜜は
アオスジアゲハの好物であると
書いてあった。
それなら、あの日白い花に、
エメラルドグリーンの蝶が
止まっていたのも納得が行く。

でも何だか勘違いを
素直に受け入れられないような気がした。
だって、私に取ってネズミモチは
ずっと怖い木だったから。

小さいころに住んでいた家の
北側のお風呂の窓の外の
家とブロック塀の間の暗い隙間に
生えていた木。
風が吹くと窓の外で
ざわざわと鳴る木は怖かった。
暗がりで見る黒い実も不気味だった。

数十年が経った今、
怖がっていたはずのネズミモチの木を
そうとは思わず、明るい光の中で見て
私はその葉を美しいと思った。
白い花に、そこに止まる蝶に
悲しみを癒された。

怖いと思って、避けていた人に
その人とは知らずに
助けてもらったような戸惑い。

物に対しても、人に対しても、
できるだけオープンマインドでいようと
心掛けてはいるけれど、
それでも、先入観や、偏見で、
見えていないものあるんだろうな。

IMG_0246.jpg

    



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